山形県最上地区で試験植樹の様子(10月)
10月に入り成長もひと段落です冬に入る準備が始まります。(R4年10月8日撮影)
<山形県最上地区での早生桐の取り組み>
山形県が2022年度から最上地方で進めるソーシャルイノベーション創出モデル事業の一環で、4町村と山形大学や県内外企業、NPO、市民などがセクターを超えた繋がりのプラットホームを構築し、最上地区の社会課題解決型ビジネスモデルを創出させるための取り組みが行われています。県内外の企業が事業推進を担う最上地域振興再生協議会を設立し10ヵ年計画で植林や資源化、授業主体の構築などの検討を行っており、当社は協議会メンバーとして参加しています。
ビジネスモデル案として、当社の「早生桐」を最上地域での農林部門の新しい基盤産業としてもっとも有効な事業の一つであると認識し、2022年5月から新庄市と周辺3町村で500本程度の試験植樹を行っています。今年9月には最大3.5mにまで成長し、現在越冬試験の最中です。来春芽吹く事を確認し、今後10ヘクタールまで増やし28年度頃の伐採を計画しています。協議会には住宅メーカや木工所などが参加してしており、内装材や家具、キッチンの一部などへの活用を構想しています。
人口減により著しく増えた耕作放棄地でも植林をし、地域活性化を推し進めていく予定です。